2015年1月28日水曜日

破損したラジエターグリルの交換 ⊿ NC700X

昨年の追突事故で受けた破損をぼちぼちと修復してきましたが、やっと最後の大物パーツであるラジエターグリルを交換しました。 冷却水(LLC)も交換しなければならないため、なかなか億劫で後回しになってましたが、明らかに歪んでいたことから、時間を見つけての作業です。

先ずは、エンジンの正面下にあるドレンボルトからLLCを抜きます。
色は濃い緑色(オレゴングリーン)で粘性が強いですね。
周囲に撒かないよう、すきまにろうとを仕込んで導流させてます。

こちらは新品の画像。 当然ながらまったく変形等ありません。
ちょっと失念と云うか面倒だったのは、ボルトやグロメットを移植しなければならなかったことですね。


こちらは取り外したラジエターグリルの旧品。
ガードに守られていたとは云え、衝突側が大きくたわんでいます。
漏れはなかったのですが、今後のアクシデントの原因にならないとも限らないためお役御免です。
(結構なお値段でした…(泣))

次は本体を外しに掛かります。
ラジエターファンを外さずに不精したため、効率が悪い作業に(汗笑)。
あと、ポンプ周りのLLCはドレンから抜けない様で、ラインに400cc程残しての作業でした。
(何か、抜き出す手があるのかも? )

念のため、ヒンジ部も交換をしておきました。
見たり触れたりした感じでは、歪みはありませんでした。
念には念を…ということで(^ ^;)

後は本体を逆の順序で取り付けます。
最後にボルトの締めを確認して、新品LLCを注入して完了です。

抜いたLLCの量が 約1,100cc、注入量が1,100ccちょいでしたから、ほぼ合算しますね。
リバーザータンクも注射器で中を吸い出し、Upper Level (約100cc)を注入しています。

正味、2時間の作業でしたが、もう少し手際が良くなっても良いかという所見でした ← 寒かったのはありますが。

25,000lm越え/ 乗り出し満2年なので、LLC交換には良い機会だったかもしれませんね。
暫しのあいだは、液もれが出ないかチェックしながらの運行ですヽ('ㅂ')”

4 件のコメント:

  1. こんにちは。
    内容参考にさせて頂いています。
    NC700Xの車検に伴いLCC交換をしようとしています。
    LCCを抜くご指摘の「エンジンの正面下にあるドレンボルト」の位置がいまいち判りません。
    覗いた感じとご説明から10ミリのネジかと思っていますが確信がなくご質問させて頂きます。
    宜しければ詳しい場所(位置)のご指定や説明を頂けると助かります。
    宜しくお願い致します。

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    1. こんにちは、先ずはコメントありがとうございました。
      クーラント交換と云うことで、今回の記事ではドレンボルトの位置がよく見えないアングルでありましたことから、サービスマニュアル(英語版)の街頭部分をPickupしてみました。
      私もこちらを参考に作業を進めましたので、ご参考になれば幸いです。
      【参照】https://drive.google.com/file/d/0B1XnwVaDu_NgRFdhWmdFZDhTRWc/view?usp=sharing


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  2. お忙しい所、ご丁寧にありがとう御座います。
    大変参考になります。
    画像で確認させて頂いた結果、ドレンボトルは予想していた場所でしたので確認が取れて安心して作業に移れます。
    ありがとう御座いました。
    今後も宜しくお願いします。

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    1. > ジプさん
      あらためましてご報告をありがとうございました。少しでもお役に立てて良かったです(^ ^)。

      自分で機体のメンテナンスをする際など、先達の情報や作業画像などは大変参考になりましたので、私もなるべく情報を共有出来る様な方針を続けていきたいと考えております。

      あらためまして、今度とも宜しくお願い申し上げます。

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